第四回 †
配列 †
同じようなデータが大量にあるとき、それらのデータを管理するにはどうすればいいでしょうか。ひとつひとつ変数を作っていてはキリがありません。
そういった似たような複数の変数をプログラムで制御したい場合は「配列」を使えば簡単に大量のデータを扱うことができます。
配列は同一の方のデータを一列に並べ、添え字によってデータの位置を定めます。
例として、int型の配列aを10個宣言します。
int[] a = new int[10];
配列の中の値を使用したい場合は以下のように使用します。
配列名[添字];
上の配列aの4番目を使用したい場合は
a[4];
のようにして使います。
※配列の添字は0番目から始めるので注意
2次元配列 †
行列や表のように、2次元的に広がりをもって配置されたと考えるデータを取り扱うために,2次元配列があります。
例として、3*4のint型の配列を宣言します。
int[][]a = new int[3][4]
外部入力 †
Proceggingではマウスやキーボードから入力をうけつけ、座標を読み込んだり文字を表示させたりできます。
キーボード入力
keyPressed | キーが1つでも押されているとtrue。そうでなけれfalse |
key | 最後に押されたキーを表す文字 |
keyCode | 最後に押されたキーのキーコード |
keyTyped() | キーが押されるたびに呼び出される関数 (CTRLキー等は除く) |
keyPressed() | キーが押されるたびに呼び出される関数 |
keyReleased() | キーから指が離れたときに呼び出される関数 |
マウス入力
mouseX | マウスポインタのX軸座標の値が返される |
mouseY | マウスポインタのY軸座標の値が返される |
mousePressed | マウスボタンが押されているとtrue。そうでなけれfalse |
mousePressed() | マウスボタンが押されたときに1回だけ呼び出される関数 |
mouseReleased() | マウスボタンが離されたときに1回だけ呼び出される関数 |