本頁は、朱圃睚眥?が頭に溜め込んだ公共交通に関する知識を共有することで、
各位が安価に、又は快適に旅行できることを目的とするものである。
【ご案内】
【メニュー】
関西汽船の別府航路は、大阪コスモフェリーターミナル−松山観光港−別府観光港を結ぶ路線であった…が、
先般のダイヤ改正で別府発大阪行きのみが松山に寄港することになったため、片道しか使えないので注意。夜行のみ。
大学生協で購入すると35%引きになるため、2等指定が6300円のところを4095円で乗船可(端数の処理は失念)。
但し、市内中心部から松山観光港まで450円(松山駅から観光港まで)程度かかり、
また、大阪港から市内中心部まで270円(トレードセンター前から梅田または難波まで)かかるため、実質は5000円を割る程度と見るのが妥当である。
【その他】
オレンジフェリーの関西航路は、東予港・新居浜港から神戸港・大阪南港を結ぶ。このうち、夜行便(新居浜東−東予−大阪南)については、
松山市内と東予港とを結ぶ連絡バスが運行されている。
大学生協において「シーメイトパック」という連絡バスとのセットが発売されており、
5000円(2等指定、平成22年3月現在)で松山市内から大阪南港まで移動可能。
【その他】
松山エクスプレス大阪号(以下「当路線」と言う)は、松山駅・大街道から三宮・大阪・京都を結ぶ路線である。毎日9往復運行。
当路線は、高速バスネットで乗車券を購入すると、以下の割引を受けられる。
当路線の松山−JR難波駅・大阪駅の普通運賃は6700円であるから、
6700−20%=5360、5360−2%≒5250、5250−2%=5150円となり、
5150円から乗車できるということになる(端数は四捨五入)。
(実際の請求金額から見ると、一気に24%引くのではなく、段階的に引いているようである)
【その他】
ジャンボフェリーは、高松港と三宮港とを結ぶ 航路を4往復運行。
…以上より、5240円で利用できる。
【その他】
近畿日本鉄道は、大阪や京都など2府3県に跨る広大な路線網を持つ私鉄。
沿線観光施設招待乗車券と株主優待乗車券は、距離を問わず1回乗車することができる切符である(特急料金は別途必要)。
株主に対し年2回配布されるものだが、沿線の金券屋やヤフオクなどでも1400-1600円程度で流通している。
前述の高速バスにより大阪まで行き、そこからこの手段を用いると、6650円程度で名古屋まで行ける。 大阪難波から近鉄名古屋までの所要時間は、3時間20分程度である。
【概論】
まずは路線図を見て、「大阪難波」、「大阪上本町」、「鶴橋」、「伊勢中川」、「松阪」、「宇治山田」、「鳥羽」、「近鉄名古屋」の各駅の位置関係を把握しよう。
通過する路線に走る列車種別は、上から「特急」、「快速急行」、「区間快速」、「急行」、「準急」、「普通」である。
JRに例えれば、快速急行から準急までは「快速」に類するものであり、乗車券のみで乗車出来る。
特急は全列車が全席指定であり、特急料金が必要(大阪難波−名古屋は1850円)。
前述の所要時間は、快速急行、区間快速、急行を利用した場合のものである(特急は2時間程度)。
【運行系統】
以下、快速急行、区間快速、急行を合わせて単に「快速列車」と言う。
大阪難波を出る快速列車は奈良方面に行くため、大阪上本町または鶴橋で乗換える必要がある。
また、名古屋を発着する快速列車は伊勢方面に行くため、伊勢中川での乗換えが必要。従って、2回の乗換えを要する。
大阪上本町は地下−地上の移動がいるため乗換えが少し面倒。しかし始発駅のため確実に座れる。
鶴橋は隣の乗り場に行けば済むので楽だが客が多い駅なので座れなくなる場合も…。
このうち本数が少ないのは、大阪上本町・鶴橋−伊勢中川を直通する快速列車である(毎時1本程度)。
それ以外は待てば来るため、この区間の列車を軸に時間をダイヤを組むべし。
【一例】
大街道 | 発 | 22:48 | 松山エクスプレス大阪17号京都駅行 |
大阪難波 | 着 | 6:00 | ※バス停名は「湊町バスターミナル」、乗換え時間は10-15分 |
発 | 6:00 | 大和西大寺行普通 ※バスが15分以上早着するため大抵これに乗っている | |
大阪上本町 | 着 | 6:03 | ※乗換え時間は5-10分 |
発 | 6:15 | 鳥羽行快速急行 | |
伊勢中川 | 着 | 7:55 | ※乗換え時間は10秒(本当) |
発 | 7:59 | 名古屋行急行 | |
近鉄名古屋 | 着 | 9:24 |
【注意事項】
近鉄は、市内電車みたいなボロ車もあれば、バスみたいに進行方向を向いて座れる車もあり、玉石混交に定評がある。
しかも、一応は便によって使用される車両は決まっているのだが、何かの弾みですぐに別のものに変わるため超カオスにも定評がある。
そのため、当たり列車に乗れるようにしないと3時間の苦行を経験する羽目に遭う。
誰得ながら、いつもチェックに使っているサイトを列挙する。
JR四国・JR東海共同運行の夜行バス「オリーブ松山号」が、高松・徳島経由で運行している。どこがメインかわかりゃしない。
この路線には学割の設定がない。その他の割引は次の通り。
【その他】
松山発着が遅い。伊予鉄・名鉄共同運行のバスは直行するため早いが、往復割引(往復で18000円)しかない。
JRの夜行バス「ドリーム高松・松山号」には、以下の割引が設定されている。
【その他】
ANAでは「旅割」「スーパー旅割」、JALでは「先得」「スーパー先得」と称し、
1か月以上前に予約・購入することで大幅な割引が受けられるサービスがある。
松山−伊丹が6700円、松山−小牧(名古屋)が10800円になるなど、
高速バスに肉薄する価格で乗れる場合があるので、検討の余地はあろう。
但し、便の変更等は出来ず、キャンセルしかできないため融通は利かせづらい。
ANAにもJALにも、運賃が半額になる株主優待券がある(…がJALの分は破綻に伴い配布終了)。
大体1万円程度で金券屋やヤフオク等で流通しているため、場合によっては使えるだろう。
質問があるとか取り上げて欲しい地域があるとか、そういうのがあればどうぞ。