先日、施錠が正常に履行されなかったために、BOXが部外者による進入を容易に許す状態に置かれる事案が発生しました。
また、解錠が正常に履行されなかったために、BOXに部員が入れない事案が複数回発生しました。
前者は、構成員及び大学の財産たるBOXに損害を与えうるものであり、
後者は、構成員としての権利の行使に支障を来すものであります。
組織の構成員になるということは、構成員としての恩恵を享受する権利を得、また、
構成員としての責任を全うする義務を負うということです。
義務の遵守により組織体は維持され、組織として恩恵を生み出し、分配することができます。
C.S.R.のような、構成員の自由裁量を容認する組織では、権利部分が拡大するとともに、義務部分が矮小化しがちです。
ですが、それだからこそ、今一度、組織構成員として何ができるのかを考えていただきたいのです。
権利と義務とが釣り合わない組織は、早晩崩壊します。
2008年6月4日 Web担当 樸念仁睚眥