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給料ファクタリングは違法?個人で安全に利用できるところはある?

この記事のポイント
  • 給与ファクタリングは違法なの?
  • 給与ファクタリングの特徴
  • 給与ファクタリングのリスク・問題点
  • 給与ファクタリングで被害に遭ったときの相談先

給与ファクタリングは個人で利用できる資金調達方法の1つです。

しかし、給与ファクタリングは悪質な闇金(ヤミ金)が関わっていることもあり、トラブルも発生しています。

また「給与ファクタリングは違法」という意見もあります。

この記事では、どうして給与ファクタリングが違法といわれているのか、また給与ファクタリングの問題点やリスクなどについてまとめています。

給与ファクタリングで被害に遭ったときの相談先についてもまとめているため、万が一のときのために目を通してみてください。

目次

【最新版】安心して利用できるファクタリング業者

給与ファクタリングは違法であるという声も多く、依存性も高いため、あまりおすすめできません。

そこで法人だけでなく、個人事業主やフリーランスでも安心して利用できるファクタリング業者を紹介します。資金調達には以下のファクタリング業者を利用するのがおすすめです。

最新版のおすすめファクタリング業者
  • QuQuMo(ククモ)
  • アクセルファクター
  • FREENANCE(フリーナンス)
  • labol(ラボル)
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • みんなのファクタリング
  • 株式会社JTC
  • ファクタリングのTRY
  • 株式会社No.1
  • Easy factor

QuQuMo(ククモ)

QuQuMo(ククモ)
審査通過率98%
手数料1%~
入金速度最短2時間
契約方式2社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・通帳・本人確認書類
オンライン完結可能
運営会社株式会社アクティブサポート

QuQuMo(ククモ)は、審査通過率98%以上という優良ファクタリングです。さすがに100パーセント通るファクタリングではありませんが、かなりそれに近いファクタリングといえるでしょう。

最近ではQuQuMo(ククモ)に関する口コミも増えており、審査が甘いファクタリングとして利用者も増加傾向にあります。たくさんの利用者いることから、かなり信頼できるファクタリングであるといえます。

株式会社アクティブサポートが運営するファクタリングサービスで、スマホ・PCなどのオンライン完結が可能です。提出書類が通帳と請求書、それから本人確認書類と少なめで、面倒な面談や書類審査なども必要ありません。

申込みから入金まで最速2時間なので急な即日入金が希望のフリーランスにも最適です。金額上限はなく、少額から高額まで柔軟に対応してくれます。個人事業主やフリーランスでも使いやすいおすすめのファクタリングサービスです。

>>QuQuMoの口コミ・評判や詳細はこちら

アクセルファクター

アクセルファクター
審査通過率93%
手数料100万円まで:10%~
入金速度最短2時間
契約方式2社間・3社間
対象事業者個人事業主・法人
必要書類請求書・通帳・本人確認書類
オンライン完結不可
運営会社株式会社アクセルファクター

アクセルファクターは審査が甘いファクタリングサービスの1つです。

審査通過率が93%と高いだけでなく、日本マーケティング機構による安心して利用できるファクタリング部門で1位を獲得したこともあります。最短即日入金としているファクタリングサービスは多いですが、アクセルファクターは原則即日入金となっているのが特徴です。

入金までのスピードを重視しているため、その分、審査も柔軟性も高いです。アクセルファクターでは普通の請求書だけでなく、将来債権にも対応しています。家賃収入や委託費といった将来債権でもファクタリングができ、手数料が2%からと低いのも特徴です。

中小企業の中長期的な資金繰りを解決するために、毎月の買取額の段階的減少を提案するなど、顧客の事情を配慮したサービスを提供しています。

>>アクセルファクターの口コミ・評判や詳細はこちら

FREENANCE(フリーナンス)

FREENANCE(フリーナンス)
審査通過率95%以上
手数料3%~
入金速度最短即日
契約方式2社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・通帳・本人確認書類
オンライン完結可能
運営会社GMOクリエイターズネットワーク株式会社

FREENANCE(フリーナンス)は個人事業主やフリーランスに特化したファクタリングサービスです。

運営会社はGMOクリエイターズネットワーク株式会社で、フリーランスや個人事業主が円滑にビジネスができるようにと設立されました。フリーナンスの即日払いは、請求書を買い取って、その代金を最短即日で銀行口座に振り込んでくれます。

利用手数料は請求書額面の3~10%で、フリーナンス口座を使えば使うほど、手数料が下がる仕組みになっています。フリーナンス口座にコンスタントに振込があると、フリーナンスでの与信スコアがアップしていきます。与信スコアは、即日払いだけでなく、さまざまなサービスにうれしい恩恵があります。

登録料は無料で、会費も0円となっているため、個人事業主やフリーランスの人は、とりあえず登録しておくことで、いざといったときにも安心できます。

>>フリーナンスの口コミ・評判や詳細はこちら

labol(ラボル)

labol(ラボル)
審査通過率95%以上
手数料10%
入金速度最短60分
契約方式2社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・通帳・本人確認書類
オンライン完結可能
運営会社株式会社ラボル

labol(ラボル)は、審査通過率93%と非常に高い個人事業主・小規模事業者向けのファクタリングサービスです。

株式会社セレス(東証プライム上場)の100%子会社です。最小買取可能金額も1万円と低く設定しており、審査も甘いため利用者も増えてきています。2社間ファクタリングを採用しているため、取引先企業に通知されることはありません。

入金は業界最速水準の最短60分での振込になっており、銀行の営業時間に制限されない24時間365日振込を実現しています。面談不要でWEB完結での申込みが可能です。決算書や入出金明細書、契約書といった面倒な書類は不要です。

個人事業主やフリーランスでも少額から利用でき、買取対象が広いため、他サービスで断られた人でも利用できます。手数料は一律買取額の10%で、振込手数料などの費用もかかりません。

>>ラボルの口コミ・評判や詳細はこちら

日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構
審査通過率95%
手数料1.5%~
入金速度最短3時間
契約方式2社間・3社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・通帳・本人確認書類
オンライン完結
運営会社一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、一般社団法人が運営するファクタリングサービスです。

信頼性に力を入れており、審査通過率も95%と高いです。日本中小企業金融サポート機構では、信頼できるユーザーには少しでも早く対応する傾向になっているため、初めて利用するフリーランスでも利用しやすいです。

一般社団法人だからこそできる低手数料と、経験豊富なスタッフのサポートにより、即日振込が可能です。ファクタリングは査定結果が出た後に辞退することもできます。そのため、検討段階でも気軽に相談することができます。

ファクタリングの審査で重要視されるポイントは、売掛先の信用です。そのため個人事業主自身に赤字や税金・社会保険滞納など不利な要素があっても利用可能です。

>>日本中小企業金融サポート機構の口コミ・評判や詳細はこちら

みんなのファクタリング

審査通過率非公開
手数料7%~
入金速度最短60分
契約方式2社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・通帳・本人確認書類
オンライン完結
運営会社株式会社チェンジ

みんなのファクタリングは1万円の売掛債権から買い取ってくれる個人事業主やフリーランスでも利用しやすいファクタリングサービスです。

土日祝でも対応しており、最短60分で入金してくれます。必要書類は請求書と通帳のコピー、本人確認書類だけあればOKです。決算書や事業計画書などは必要ありません。

登録から契約まですべてWEB完結となっているため、対面で面談する必要もないです。2社間ファクタリングに特化しているため、取引先にファクタリングがバレる心配も不要です。

2社間ファクタリングの手数料相場は10~20%ですが、みんなのファクタリングは7~15%と比較的安くなっています。

初期費用や月額費用は0円で、事務手数料や振込手数料、出張費といった諸手数料などはかかりません。

ファクタリング審査には独自のAIを使用し、債権譲渡登記も原則不要です。赤字や税金滞納状態でも利用可能なファクタリングサービスです。

>>みんなのファクタリングの口コミ・評判や詳細はこちら

株式会社JTC

JTC
審査通過率非公開
手数料1.2%~
入金速度最短1日
契約方式2社間・3社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類謄本・印鑑証明(法人)・決算書
オンライン完結
運営会社株式会社チェンジ

JTCは手数料1.2%~から利用でき、即日入金も可能なファクタリングサービスです。

個人事業主でも利用できますが、買取金額は100万円からと高めに設定されています。中小企業であれば年商7,000万円以上であることが必須で、個人事業主の場合は3社間ファクタリングしか選択できません。

多くのファクタリングサービスは平日のみの対応となっていますが、JTCは24時間365日いつでも対応しています。いつでもメールや電話で申し込み・相談が可能です。

名古屋本社をはじめ、大阪・東京に営業拠点を構え、全国の企業を対象としています。

初回の取引は原則対面での契約となりますが、契約内容、状況により面談が難しい場合にはオンラインでの契約も可能になっています。

出張サービスもあるため、担当者を呼んで相談することもできます。

>>株式会社JTCの口コミ・評判や詳細はこちら

ファクタリングのTRY

審査通過率非公開
手数料3%~
入金速度最短即日
契約方式2社間・3社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・発注書・住所・通帳
オンライン完結
運営会社株式会社SKO

ファクタリングのTRYとは、株式会社SKOが運営するファクタリングサービスです。

即日入金に対応しており、24時間365日いつでも対応しています。土日祝や深夜でもスタッフが対応してくれるので、初めてファクタリングを利用する人でも安心です。オンライン契約や注文書ファクタリングにも対応するなど、サービス内容も充実しています。

ファクタリングのTRYは徹底した秘密主義となっているため、家族や会社に知られたくない人でも安心してファクタリングが利用できます。償還請求権なしのノンリコースになっているため、売掛先(取引先)の企業が倒産した場合でも返済が発生することはありません。

2018年設立とファクタリング会社としては後発組ですが、すでにたくさんの顧客を獲得しており、着実に実績を積み重ねています。

手数料も3%からと業界最低水準となっているため、大口の債権でも売却しやすいです。

>>ファクタリングのTRYの口コミ・評判や詳細はこちら

株式会社No.1

株式会社No.1
審査通過率90%~
手数料1%~
入金速度最短30分
契約方式2社間・3社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・決算書(申告書)・通帳
オンライン完結
運営会社株式会社 No.1

株式会社No.1は、最短30分で即日振込が可能なファクタリング会社です。

審査通過率は90%以上ととても高く、買取可能金額は20万~5,000万円と幅広い金額に対応しています。買取手数料は業界最低水準の1~15%で、ファクタリングが初めてであっても安心して利用できます。

オンライン契約に対応しているため、全国どこからでも利用可能です。全国出張訪問も可能になっているため、対面での契約も行えます。大阪・名古屋・福岡といった主要都市には担当者がいるため、すぐに対応できます。

対応スピードが早く、手数料も安いため、他社からの乗り換え実績もトップクラスです。

現在利用しているファクタリング会社に満足していない場合は、ぜひ一度株式会社No.1に相談してみましょう。

>>株式会社No.1の口コミ・評判や詳細はこちら

Easy factor(イージーファクター)

Easy factor(イージーファクター)
審査通過率非公開
手数料2%~
入金速度最短60分
契約方式2社間
対象事業者個人事業主・フリーランス・法人
必要書類請求書・決算書(申告書)・通帳
オンライン完結
運営会社株式会社 No.1

Easy factor(イージーファクター)はオンライン完結で利用できるファクタリングサービスです。

本社は東京にありますが、すべての手続きをオンラインで行うことができるため、全国どこからでも利用可能です。Easy factor(イージーファクター)は2社間ファクタリングに特化しており、手数料は2~8%と相場よりもかなり安いです。

最短60分で入金してくれるので、急いで資金調達したい人にもぴったりです。必要書類も少ないため、すぐに手続きすることができます。

2016年に設立された後発のファクタリング会社ですが、手数料の安さや入金までの早さで注目を集めています。

50万~5,000万円と幅広い金額の債権の買い取りを行っているため、個人事業主でも法人でも利用しやすいファクタリングサービスです。

>>Easy factorの口コミ・評判や詳細はこちら

給与ファクタリングとは

給与ファクタリングとは、給与を債権として業者に買い取ってもらい、給料日前に現金を調達する手法です。

給与ファクタリングは、給与所得がある個人向けのファクタリングの一種です。

似たようなサービスに給与前払いサービスがありますが、給与ファクタリングとは根本的に異なります。

給与ファクタリングの仕組み

給与ファクタリングでは、以下のような手順で手続きを進めます。

給与ファクタリングの仕組み
  • 利用者(従業員)が給与ファクタリング業者に給与債権を譲渡する
  • 給与ファクタリング業者は、利用者に手数料を引いた金額を渡す
  • 給料支給日に利用者の勤務先から給与が支給される
  • 支給された給料を給与ファクタリング業者に振り込む

本来、給与は債権ではありませんが、給与ファクタリングでは給与を債権と見なし、現金化します。

給与ファクタリングと給与前払いサービスの違い

給与前払いサービスとは、労働基準法で認められている給与前払い制度の手続きを、給与前払いサービス業者が企業に代わって行うことです。

給与前払いサービスの目的は、福利厚生施策として、企業が給与前払いを円滑に実現することです。給与前払いは、人事や経理の担当者に大きな負担となるため、給与前払いサービス業者に委任して業務にかかる負担を軽減しています。

一方で、給与ファクタリングは、従業員が給料日前に給与を現金化することが目的です。

そのため、従業員と給与ファクタリング業者の間で手続きが進められます。

給与ファクタリングの種類によっては、企業が手続きに関与することもありますが、基本的には従業員が主体となって行います。

給与前払いサービスは法人が主体となって手続きをしますが、給与ファクタリングでは個人である従業員が主体となって手続きをします。

それがこの2つの大きな差となっています。

給与ファクタリングの特徴

給与ファクタリングにはどういった特徴があるのでしょうか。

給与ファクタリングには融資とは違った特徴があるため、個人で気軽に資金調達が可能になっています。

給与ファクタリングの特徴①融資のような審査が行われない

金融機関から融資を受ける場合、在籍確認や所得証明書の提出が必要です。

給与ファクタリングではそうした審査は必要ありません。

給与ファクタリングの場合、職場に通知がいかないため、ファクタリングを利用していることを会社にバレる心配もありません。

また、過去に返済に関するトラブルを起こしていると、融資が受けられない場合がありますが、給与ファクタリングならば問題なく資金調達できることがほとんどです。

そのため、給与ファクタリングは会社に知られたくない人や一般的な方法ではお金を借りるのが難しい人に需要があります。

給与ファクタリングの特徴②手数料が高い

給与ファクタリングを利用する際、給与ファクタリング業者に手数料を支払う必要があります。

貸金業の資格があるファクタリング会社であれば問題ないのですが、違法な悪徳業者の場合、30~40%もの法外な手数料を設定していることがあります。10万円の給料に対して6万円しか支払われないため、かなりの損失といえます。

一般的な給与ファクタリングの手数料は15~20%ほどなので、倍以上の手数料を取られることになります。

給与ファクタリングを利用する際は、しっかり手数料について確認しておきましょう。

給与ファクタリングの特徴③個人でも利用できる

通常のファクタリングは、個人事業主や法人などが利用します。

給与ファクタリングは個人でも気軽に利用できるため、近年どんどん普及しています。給与ファクタリングは担保や保証人が不要のため、そうした手軽さからも人気があります。

給与ファクタリング会社がSNSやインターネット掲示板を利用して、給与ファクタリングについてアピールしていることから、多数の人が給与ファクタリングというサービスについて知ることになりました。

こうした背景から、多くの人が給与ファクタリングの存在を知り、利用客が増えていったと言われています。

給与ファクタリングが違法な理由

個人にとって、便利な資金調達方法だと感じられる給与ファクタリングですが「違法」「グレー」という声も多く聞きます。

では給与ファクタリングはどういった点で違法やグレーだと言われているのでしょうか。

給与ファクタリングが違法な理由①給与ファクタリングは貸金業に該当するから

金融庁は「給与ファクタリングは貸金業に該当する」という見解を出しています。

「給与ファクタリング」などと称して、業として、個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し、当該個人を通じて当該債権に係る資金の回収を行うことは、貸金業に該当します。
 
 貸金業登録を受けていないヤミ金融業者により、年率換算すると数百~千数百%になる手数料を支払わされたり、大声での恫喝や勤務先への連絡といった私生活の平穏を害するような悪質な取立ての被害を受けたりする危険性があります。
 
 また、高額な手数料を支払ってしまうと、本来受け取る賃金よりも少ない金額の金銭しか受け取れなくなるため、経済的生活がかえって悪化し、生活が破綻するおそれがあります。
  
 ヤミ金融業者を絶対に利用しないでください。

ファクタリングの利用に関する注意喚起 | 金融庁

そのため、ファクタリング会社が給与ファクタリングを行うためには貸金業登録が必要になります。

貸金業登録をしていないファクタリング会社が給与ファクタリングを行った場合、それはグレーどころか違法行為と見なされます。

そのため、給与ファクタリングが違法と考えられているのです。

給与ファクタリングが違法な理由②ファクタリング会社は給与債権を回収できないから

本来のファクタリングでは債権回収リスクも含めて譲渡します。そのため、もしファクタリング業者が債権を回収できなかったとしても利用者は責任を負う必要はありません。

そうしたリスクがあるため、ファクタリング業者はファクタリングの際にしっかり審査し、報酬として手数料を受け取っているのです。

給与債権は、給与を受け取る人(労働者)以外は債権回収ができません。

労働基準法により、使用者(労働者を雇用している会社など)は、労働者に対して直接賃金を支払わなければならないと定められています。

そのため、給与債権をファクタリング業者に譲渡しても、ファクタリング業者は会社から債権を回収することはできません。

そういう理由もあり、ファクタリング業者は利用者から資金回収を行います。

その結果、利用者にお金を渡し、利用者からお金を回収しているため、給与ファクタリングは貸金業であると見なされているのです。

そのため、貸金業登録をしていない業者が給与ファクタリングを行うと違法になってしまいます。

給料ファクタリングのリスク・問題点

給料ファクタリングには、どういったリスクや問題があるのでしょうか。

給料ファクタリングのリスク①依存性が高い

給料ファクタリングは、個人でも気軽に利用できます。また、勤務先に知られる心配もありません。

利用ハードルが低いため、給料ファクタリングに依存してしまう恐れがあります。

一度、給料ファクタリングを利用すると、心理的な抵抗もほとんどないため、繰り返してしまう人が多いです。

給料ファクタリングは手軽に利用できますが、手数料分の給料が減ってしまいます。そのため、依存してしまうと生活の破綻を招く可能性があります。

給料ファクタリングのリスク②多重債務に陥る可能性

借金がある人が給料ファクタリングを利用すると、多重債務に陥るリスクが高まります。

多重債務とは、借金の返済に充てるためにほかの金融業者から借金を繰り返すことです。それにより、借入金だけでなく、利息によって借金が増大してしまいます。

そのため、貸金業法には個人消費者の借入上限を年収の3分の1までに制限する総量規制があります。

ただし、給料ファクタリングは総量規制の対象外のため、どんどん歯止めが利かなくなり、自己破産に追い込まれてしまう人もでてきます。

給料ファクタリングのリスク③生活への悪影響

給料ファクタリングには、生活へ悪影響を及ぼすリスクがあります。

感覚的には給料の前借りのように感じられますが、実際は高額な手数料が引かれてしまっています。そのため、手元に入るのは給料よりも少ないお金です。給料ファクタリングを繰り返せば、その分、自分の手元に入るお金がどんどん減ってしまいます。

もし相手が違法業者だった場合、返済が遅れたときに恫喝や脅迫のような強引な取り立てが行われる恐れもあります。

給料ファクタリングは気軽に利用しやすい分、依存性が高く、何度も繰り返すのは危険です。健やかな生活を維持するためにも、極力利用しないようにするのがおすすめです。

給与ファクタリングが違法にならないケース

給与ファクタリングは違法であるという判決が出ています。

それにもかかわらず給与ファクタリングの広告を目にすることがあります。では、どうして違法行為にもかかわらず、給与ファクタリングはなくならないのでしょうか。

実は場合によって給与ファクタリングが違法にならないケースもあります。

正規の貸付ならば違法行為にはならない

給与ファクタリングが違法となるのは、貸金業の登録を受けていない業者が給与ファクタリングを行った場合です。

給与ファクタリングは貸付に該当するため、貸金業の登録をしていなければ違法行為となります。

そのため、貸金業の登録をしている業者が、法律を遵守して正規の手順を踏み、利用者の給与前に貸し付けることは合法となります。

ただしこの場合、ファクタリングではなく貸付(借金)となるため、本来の意味でのファクタリングではなくなってしまいます。

一部の貸金業者がそうした広告を掲載しているのは、単純にわかりやすさや伝わりやすさを重視して「給与ファクタリング」という単語を使っていることが多いです。

実際は「給与ファクタリング」ではなくただの「貸付」のため、もちろん違法にはなりません。

給与ファクタリングの摘発例

金融庁は「給与ファクタリングのスキームは貸金業に該当する」という見解を示しました。その後、裁判所も同様の見解を示しています。

その後、給与ファクタリングを提供する業者は多くが廃業しました。一部の業者は継続して営業していましたがその後もどんどん摘発されています。

2021年1月に給与ファクタリングの大手「ZERUTA(ゼルタ)」が摘発されました。給料を受け取る権利を客から買い取り、現金を貸し付ける給与ファクタリングを、貸金業に無登録で営み、法外な利息を得たとして社長ら男女7人が貸金業法違反と出資法違反の容疑で逮捕されています。

給料ファクタリングでトラブルに遭ったときの対処法

もし給料ファクタリングでトラブルに遭ってしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。

給料ファクタリングでトラブルに遭った場合には、以下のところに相談しましょう。

給料ファクタリングの相談先①警察

給料ファクタリングでトラブルに遭ってしまった場合、警察に相談するのが1つの対処方法です。

警察では幅広いトラブルの相談に乗っているため、対応してくれる可能性が高いです。もし警察で対応できない場合でも、ほかの相談先を紹介してもらえることもあります。

給料ファクタリングでトラブルに遭ったら、まずは近くの警察署で相談してみましょう。

給料ファクタリングの相談先②弁護士・司法書士

給料ファクタリングでトラブルに遭った場合、弁護士や司法書士に相談するのも有効です。

弁護士や司法書士の中には、闇金(ヤミ金)関係のトラブルに特化している人もいます。そうした専門家に相談すれば、トラブルがスムーズに解決する可能性が高いです。

トラブル解決のノウハウを豊富に持っている法律事務所も多いため、何かあったときは相談してみましょう。

給料ファクタリングの相談先③金融サービス利用者相談室

金融庁では、金融サービス利用者相談室を設置し、金融サービスについての質問や、貸し渋り、貸し剥がしなどについての情報を受けつけています。

給料ファクタリングをはじめとする金融サービスのトラブルにも対応してくれるため、とても心強い存在です。

金融サービス利用者相談室は匿名での相談も可能なため、対面での相談が苦手な人や身バレを避けたい人にもおすすめです。

参考:金融サービス利用者相談室 ウェブサイト受付窓口 | 金融庁

給料ファクタリングの相談先④日本貸金業協会

日本貸金業協会では、貸金業界の自主規制機関として、貸金業相談・紛争解決センターを設置しています。

センターでは貸金に関する相談や問い合わせを無料で受けつけています。

また、日本貸金業協会のホームページでは貸金業法について学ぶこともできます。

参考:日本貸金業協会

給料ファクタリングの相談先⑤消費生活センター

消費生活センターは、商品やサービスについての問題やトラブルに対処するための窓口です。

消費者からの相談や問い合わせに専門の相談員が対応し、適切なアドバイスや支援を提供しています。消費生活センターは、都道府県や市区町村レベルで設置されているため、身近な場所で相談が可能です。

違法な給料ファクタリングでトラブルに遭ったときも相談してみましょう。

給与ファクタリングのよくある質問

給料ファクタリングについてのよくある質問とその答えをまとめました。

給与ファクタリングはどうしてこんなに広まった?

給与ファクタリングは利用者とファクタリング業者の2者で取引が完結するため、勤務先にバレることはありません。そのため、利用するためのハードルが低く、つい利用してしまう人がいるようです。こうした気軽さが給与ファクタリングが普及した理由だといえるでしょう。

給与ファクタリング以外での資金調達方法は?

給与ファクタリング以外の資金調達方法として、政府が提供する生活福祉資金貸付制度の利用が挙げられます。生活福祉資金貸付制度の支援対象は、低所得者や高齢者、障がい者で、失業や減収で生活に困っている人も含まれます。

給与ファクタリング業者と悪徳業者の見分け方は?

給与ファクタリングは貸付のため、貸金業登録が必要です。貸金業登録を行わずに給与ファクタリングを行っている会社は違法業者です。貸金業登録を行っているかどうかは金融庁の公式サイト「登録貸金業者情報検索サービス」で確認できます。

給与ファクタリングについてのまとめ

給与ファクタリングについてまとめました。

この記事のまとめ
  • 給与ファクタリングは基本的に違法行為である
  • 給与ファクタリングは依存性が高く、生活への悪影響が懸念される
  • 正規の貸付ならば違法行為にはならない
  • 給与ファクタリングでトラブルに遭ったときは警察や消費生活センターなどに相談する

給与ファクタリングは個人が簡単に資金調達できる方法です。

給料を債権として譲渡することで、給料前でも現金を調達することができます。担保や保証人が必要なく、個人でも利用できるため、どんどん広まり始めています。

しかし給与ファクタリングは貸付に該当し、貸金業の登録をしていない業者が行うと違法行為になってしまいます。また、給与ファクタリングは依存性が高く、生活破綻や多重債務といったリスクもあるため、計画的に利用することが大切です。

もし給与ファクタリングでトラブルに遭ってしまった場合は、警察や弁護士、消費生活センターなどに相談しましょう。

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