*Processing講座 第一回 [#f3db52e9] **環境構築 [#w7c511cc] 1. ダウンロード -- https://processing.org/にアクセス~ -- downLoad Processingをクリック~ -- 自分のPCのOSにあったものを選ぶ~ 2. 解凍する -- zipファイルを好きな場所に解凍しよう~ 3. 実行する -- 「Processing.exe」アイコンをダブルクリック~ ~ これで、Processingが起動します~ ~ #ref(http://monge.tec.fukuoka-u.ac.jp/cg_processing/images/sys_01a.jpg,319x350) **何か描いてみよう! [#sb782b69] 次のように入力して左上のRunボタンをクリック~ line(0,0,200,200); これで、左上から右下に直線が描かれます。~ カッコ内の数値は直線の始点座標と終点座標を表しており、(始点のx座標,始点のy座標,終点のx座標,終点のy座標)という順に指定していきます。 **様々な図形 [#w06c6b5d] Processingでは様々な図形を描くことができます。~ 以下に基本的な図形の命令を書いておきます。 |図形|宣言方法| |点|point(x,y)| |直線|line(x1,y1,x2,y2)| |長方形|rect(x,y,幅,高さ)| |楕円|ellipse(x,y,横直径,縦直径)| |三角形|triangle(x1,y1,x2,y2,x3,y3)| **座標の指定方法 [#r86bfe0d] Processingで図形や絵を描くとき、その位置を座標で指示します。~ 横軸をx軸、縦軸をy軸と呼び、画面の左上が原点となります。~ 直交座標上の、とある点の座標は、原点からx軸上の位置aと、原点からy軸上の位置bの、二つの値(a,b)で指定します。~ #ref(http://www.catch.jp/wiki/index.php?plugin=attach&refer=Processing%B4%F0%C1%C3%BA%C7%C2%AE%C6%FE%CC%E7&openfile=dimension.png,300x300) しかし、Processingでは一般的な座標指定と違い、上の図のようにx軸が右に行くほど値が大きくなるのに対して、y軸は下にいくほど値が大きくなります。~ また、描画エリアのサイズは、size命令で自由に設定することができます。~ size(x,y); **色を指定する [#m29f5708] Processigでは、0~255の数値で色を指定します。~ Processingでは、0~255の数値で色を指定します。~ |種類|例| |グレースケール|(255)| |グレースケール,透明度|(255,30)| |RGB|(255,0,0)| |RGB、透明度|(255,0,0,30)| |RGB:16進表示|(#FF0000)| |RGB、透明度:16進表示|(#FF0000, 30)| 例えば、背景色を変えたい場合 background(255); これで、背景色を白色で塗りつぶすことができます。 **図形の装飾 [#v8d420e1] |意味|宣言方法| |線の太さ|strokeWeight(太さ)| |線の色|stroke(R,G,B)| |線なし|noStroke()| |塗りつぶし|fill(R,G,B)| |塗りつぶしなし|noFill()|