C言語講座

プリプロセッサ

include

C言語ではプログラムを複数のファイルに分割することができます。 そこで分割したファイルを一つにするのがincludeです。

#include<stdio.h>

とするとこの部分がstdio.hの中身で置き換えられます。

ヘッダファイル

includeを使うテクニックとしてヘッダファイルというものがあります。 ここに関数のプロタイプ宣言だけを集めコンパイル時にすべてのソースをコンパイラに渡すことによってソースコードを分割することができます。

data.h

 typedef struct Data
 {
    int a;
    int b;
 } data;

 int Add(data data);

data.c

 #include<data.h>

 int Add(data data)
 {
    return data.a+data.b;
 }

main.c

#include<stdio.h>
#include<data.h>

void main(void)
{
   data Data;
   Data.a=5;
   Data.b=10;

   printf("%d\n",Add(Data));
}

gcc data.c main.c でコンパイルできます。


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