*情報処理試験

情報処理技術者の育成を目指した、国家試験。~
毎年4月と10月の年2回行われています。~
初級システムアドミニストレータ、基本情報技術者などがあります。~
次の試験は2004年4月18日にあります。~

参考リンク
-http://www.jitec.jp/~
-[[dotstyle:資格を取ろうYO!2004春]] … [[dotstyle:http://dotstyle.net]]内情報処理試験対策ページ

**初級システムアドミニストレータ

***概要

情報処理試験の中では最も簡単で、情報処理技術者を目指すならまずは取っておきたい資格です。初級シスアド、また単にシスアドと略されます。~
アドミニストレータとは「管理者」の意味で、対象者像として

  ユーザ企業において、情報技術に関する一定の知識・技能をもち、部門内又はグループ内の情報化をエンドユーザの立場から推進する者

と定義されています。

***試験範囲

-コンピュータシステム … コンピュータの基本的な仕組みについて
-システムの開発と運用
-セキュリティと標準化
-情報化と経営

***期待する技術水準

+ 仕事の進め方を把握し改善策を考えるためのシステム思考能力、それを支えるDFD、ワークフローなどの手法やコンピュータの活用法に関する知識を有する。
+情報システムの開発・利用について、ヒューマンインタフェース設計、テスト及びシステム運用に関する知識・技能を有する。
+パソコンやネットワークに関する基礎知識を有する。
+業務において表計算ソフトやデータベースソフトなどのツールを操作・活用できる。
+パソコン導入・運用・管理における実務的な知識・技能を有する。
+パソコンの様々な使い方やパソコン利用環境・オフィス環境に関する知識を有する。
+情報化推進のための話し方・文書の書き方・ビジュアル表現方法に関する知識を有する。

***試験形式

|午前|午後|h
|9:30〜12:00(150分)|13:00〜15:30(150分)|
|多肢選択式80問必須|多肢選択式7問必須|

***勉強方法

まず参考書を一冊買いましょう。試験範囲について一通り網羅されていて、セクションごとに例題がついているものがよいでしょう。最近では種類が多く、選ぶのが大変でしょうが、自分が読みやすいのが一番です。参考書も安くなり、1000円くらいからあります。

一通り目を通したら、問題集を買うか、ネットで過去問や他の問題を解き、わからない用語や内容が出てきたら参考書に戻って理解します。インターネットで調べるのも一つの方です。過去問は3年分程度は是非解いておきましょう(過去問はネットであります)。

情報の分野は、カタカナ語や略称が多く、覚えるのが大変ですが、どれを覚えるべきかを見極め、取捨選択することが重要です。

中古の参考書を買う場合の注意点:~
情報の分野は進歩がめまぐるしく、他の分野に比べて7倍のスピードで技術革新が起こるという話を聞いたこともあります。また、試験制度が3年前に改訂されましたので、平成12年度以前の問題集は使えないと考えた方がいいです。古くても2年前までの参考書を使うのが無難です。

**試験日程(全試験共通)

||春期|秋期|h
|~試験実施日|4月第3日曜日|10月第3日曜日|
|~案内書、願書の配布と受付|1月上旬から2月上旬まで|7月上旬から8月上旬まで|
|~受験手数料|>|CENTER:5,100円(税込み)|
|~合格発表時期(予定)|5月下旬|11月下旬|
|~合格発表場所|>|官報&br;情報処理技術者試験センターホームページ&br;情報処理技術者試験センター本部及び各支部|

**各試験の難易度

簡単 ←←←                               →→→ 難しい~
初級シスアド<基本情報<情報セキュリティ≦ソフトウェア開発<テクニカルエンジニア試験各種

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS