初級システムアドミニストレータ

シスアド関連情報はこのページにまとめました。
シスアド以外の情報処理試験は情報処理試験のページを参照してください。

試験概要

概要

情報処理試験の中では最も簡単で、情報処理技術者を目指すならまずは取っておきたい資格です。初級シスアド、また単にシスアドと略されます。
アドミニストレータとは「管理者」の意味で、対象者像として

  ユーザ企業において、情報技術に関する一定の知識・技能をもち、部門内又はグループ内の情報化をエンドユーザの立場から推進する者

と定義されています。

試験範囲

期待する技術水準

  1. 仕事の進め方を把握し改善策を考えるためのシステム思考能力、それを支えるDFD、ワークフローなどの手法やコンピュータの活用法に関する知識を有する。
  2. 情報システムの開発・利用について、ヒューマンインタフェース設計、テスト及びシステム運用に関する知識・技能を有する。
  3. パソコンやネットワークに関する基礎知識を有する。
  4. 業務において表計算ソフトやデータベースソフトなどのツールを操作・活用できる。
  5. パソコン導入・運用・管理における実務的な知識・技能を有する。
  6. パソコンの様々な使い方やパソコン利用環境・オフィス環境に関する知識を有する。
  7. 情報化推進のための話し方・文書の書き方・ビジュアル表現方法に関する知識を有する。

試験形式

午前午後
9:30〜12:00(150分)13:00〜15:30(150分)
多肢選択式80問必須多肢選択式7問必須

勉強方法

まず参考書を一冊買いましょう。試験範囲について一通り網羅されていて、セクションごとに例題がついているものがよいでしょう。最近では種類が多く、選ぶのが大変でしょうが、自分が読みやすいのが一番です。参考書も安くなり、1000円くらいからあります。

一通り目を通したら、問題集を買うか、ネットで過去問や他の問題を解き、わからない用語や内容が出てきたら参考書に戻って理解します。インターネットで調べるのも一つの方です。過去問は3年分程度は是非解いておきましょう(過去問はネットであります)。

情報の分野は、カタカナ語や略称が多く、覚えるのが大変ですが、どれを覚えるべきかを見極め、取捨選択することが重要です。

中古の参考書を買う場合の注意点:
情報の分野は進歩がめまぐるしく、他の分野に比べて7倍のスピードで技術革新が起こるという話を聞いたこともあります。また、試験制度が3年前に改訂されましたので、平成12年度以前の問題集は使えないと考えた方がいいです。古くても2年前までの参考書を使うのが無難です。

スケジュール

10月21日(日)
 秋期試験


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