〜だれだ、おれ〜
mmskこと"ももすけ"は、旧ソビエト連邦科学アカデミーで開発された次世代環境型ロボットである。
ももすけはそのプロトタイプ”じょり”と比べ、二酸化炭素の排出量を約25%削減することに成功した。(当社比)
さらに燃料消費効率や約10%向上し、90年代のソビエト環境を支える原動力として期待されていたが、1989年のソ連崩壊を契機に開発が中止され、その後、一部図面がドットスタン共和国に流出し、同国の国産トラクターRDx55型に一部機能が流用されたとされている。
1932年 開発者ガソーエフ博士産まれる。
1947年 ガソーエフ博士、ソビエト科学アカデミーに赴任。
1969年くらい なんか宇宙とか飛ぶくらい
1972年 じょり試作機完成
1985年 じょりDX改(シベリア酷寒地使用)つくば万博出展。酷評される。
1988年 大分合同新聞社説にももすけが取り上げられる。
−20年遅れのソ連の技術、ももすけ完成−
1991年 ももすけの開発中止が大統領命令で決定
1993年 ももすけ設計図面、小麦10トンと引き換えにドットスタン共和国へ。
93/08/22フィナンシャルタイムス(英)社説
−高くついた小麦の対価−
1995年 バックミラーにももすけで開発された技術を採用したRDx55型完成。
トルコを中心に、中東各国で約250台を売り上げるも、採算ラインに届かず
1999年 RDx55Advance生産終了
2003年 ももすけ初号機、車検切れの為解体。バックミラーのみ記念に保存される。
1988/10/05 大分合同新聞社説
ももすけがついに完成した、はっきり言って国費の無駄だ。
大分県でもこんなものは作らない、一体ソ連は何を考え得ているのだろうか?(後略)
93/08/22 フィナンシャルタイムス農業面
ドットスタンが小麦10トンと引き換えに貧乏くじを引かされた。
だが、ドットスタンの指導者らに宝くじで遊んでいる余裕があるのだろうか?
国民は飢えている。食糧を求め、トラクター求める人などいるわけがないのに。~(後略)