UbuntuにMySQLをインストールする。
Windowsにインストールする方法はこちらを参照
Linux用のアーカイブをDownload MySQL Community Serverからダウンロードする。
Select Platform:で「Linux - Generic」を選択し、「Linux - Generic (glibc 2.5) (x86, 64-bit), Compressed TAR Archive」(OSが32bitの場合は32-bit)の「Download」をクリックする。
ログインやサインアップを促すページに移るが、左下の「No thanks, just start my download.」をクリックするとダウンロードが始る。
Ctrl+Alt+Tで端末を起動する。
ここからはコマンドラインで操作を行う。
まずtarコマンドでtarファイルを展開する。ファイル名はダウンロードしたファイルのファイル名を入力する。
tar -xvf mysql-5.6.17-linux-glibc2.5-x86_64.tar.gz
次に、展開したファイルを/usr/local/mysqlに異動する。パスワードの入力を求められるのでパスワードを入力する。
sudo mv ./mysql-5.6.17-linux-glibc2.5-x86_64 /usr/local/mysql
続いてmysqlというユーザーを作成しディレクトリの所有者をユーザーmysqlに変更する。
ユーザーを作成する際にパスワード等を聞かれるので入力する。パスワード以外は入力せずEnterを押すことで次に進め、確認メッセージが表示されたらyを入力する。
また、VirtualBoxを使用している場合は共有フォルダにアクセスできるよう作成したユーザーに権限を追加する。
sudo adduser mysql sudo chown mysql /usr/local/mysql sudo gpasswd -a mysql vboxsf
MySQLのサーバーを立ち上げるためにはlibaio1が必要なので、apt-getコマンドで取得しておく。
sudo apt-get install libaio1
MySQLの設定ファイルmy.cnfを作成する。
あらゆるオプションを設定できるが、ここではMySQLサーバーの設定[mysqld]のdatadir(データの保存先)を変更しているだけである。
[mysqld] datadir="/media/sf_shared/db1/data"
カレントディレクトリを変更し、mysql_install_dbを実行する。--defaults-fileに作成したmy.cnfを指定する。
cd /usr/local/mysql/ ./scripts/mysql_install_db --defaults-file=/media/sf_shared/db1/my.cnf
MySQLサーバー起動時・クライアント起動時にmy.cnfを毎回指定しなくてもいいよう/etc/my.cnfにシンボリックリンクを作成する。
(defaults-fileが未指定の場合LinuxのMySQLは/etc/my.cnfを最初に検索する)
sudo ln -s /media/sf_shared/db1/my.cnf /etc/my.cnf
MySQLサーバーを試しに起動する。
バックグランドで起動するよう&をつけて実行している。
/usr/local/mysql/bin/mysqld_safe &
mysqlコマンドでmysqlに接続する。
オプション-uにMySQLのユーザー名を指定する。
SQLの文末に;(セミコロン)をつけてSQLを実行する。
終了するときは\qを入力する。
/usr/local/mysql/bin/mysql -uroot
#ref(): File not found: "ms1.gif" at page "MySQL(Ubuntu)"
次のコマンドでMySQLサーバーを終了する。
オプション-uにMySQLのユーザー名(管理者権限が必要)を指定する。
/usr/local/mysql/bin/mysqladmin -uroot shutdown
OSの起動時に自動的にMySQLサーバーが起動するよう登録を行う。
OSの再起動後mysqlコマンドを実行して起動していることを確認する。
sudo ln -s /usr/local/mysql/support-files/mysql.server /etc/init.d/mysql sudo update-rc.d mysql defaults 99 01