nginxはオープンソースのWebサーバーである。
ロードバランサなどの機能を備える。
Linux用のアーカイブをGlassFish Server Open Source Edition 4.0 Downloadからダウンロードする。
右側のa specific installerからLocalisationに「Multilingual」を選択し、glassfish-4.0-ml.zip をダウンロードする。
Ctrl+Alt+Tで端末を起動する。
ここからはコマンドラインで操作を行う。
下記のコマンドを実行する。パスワードを聞かれるので入力する。
途中で確認メッセージが表示されるので、yを入力する。
sudo apt-get install nginx
次に、展開したファイルを/usr/local/glassfish4に異動する。パスワードの入力を求められるのでパスワードを入力する。
sudo mv ./glassfish4 /usr/local/glassfish4
続いてglassfishというユーザーを作成しディレクトリの所有者をユーザーglassfishに変更する。
ユーザーを作成する際にパスワード等を聞かれるので入力する。
パスワード以外は入力せずEnterを押すことで次に進め、確認メッセージが表示されたらyを入力する。
また、VirtualBoxを使用している場合は共有フォルダにアクセスできるよう作成したユーザーに権限を追加する。権限の変更後に再ログインする。
sudo adduser glassfish sudo chown -R glassfish /usr/local/glassfish4 sudo gpasswd -a glassfish vboxsf
GlassFish?サーバーのコマンドラインからの操作は基本的にasadminコマンドを使用する。
サーバーの起動と終了は下記のコマンドで行う。
/usr/local/glassfish4/bin/asadmin start-domain /usr/local/glassfish4/bin/asadmin stop-domain
サーバー起動後にブラウザからhttp://localhost:4848/にアクセスし起動確認を行う。
GlassFish?ではWeb画面(GlassFish?コンソール)から大半の設定を行うことができる。
なお、下記の画面の表示まで時間がかかる。
#ref(): File not found: "gf1.gif" at page "nginx(Ubuntu)"
OSの起動時にGlassFish?サーバーが自動的に起動するよう下記のコマンドで登録を行う。
serviceuserオプションでGlassFish?を動作させるユーザー名を指定している。
sudo /usr/local/glassfish4/bin/asadmin create-service --serviceuser glassfish
設定後、OSを再起動して動作の確認を行う。
GlassFish?のログは下記にあるので、エラー等が発生した場合に参照する。
/usr/local/glassfish4/glassfish/domains/domain1/logs/server.log
Download Connector/JからJDBCドライバをダウンロードする。
Select Platform:で「Platform Independent」を選択し、tarまたはzipファイルをダウンロードし、中のjarファイルを取り出しておく。
jarファイルを/usr/local/glassfish4/glassfish/libに格納し、サーバーを再起動する。
sudo mv mysql-connector-java-5.1.30-bin.jar /usr/local/glassfish4/glassfish/lib /etc/init.d/GlassFish_domain1 restart
続いて次のコマンドを実行するかGlassFish?コンソールの画面での操作でJDBCプールとJDBCリソースを作成する。
ユーザー、パスワード、URLはMySQLはMySQLの設定に合わせて入力する。
/usr/local/glassfish4/bin/asadmin create-jdbc-connection-pool --datasourceclassname com.mysql.jdbc.jdbc2.optional.MysqlDataSource --restype javax.sql.DataSource --property serverName=DB1.local:portNumber=3306:databaseName=db1:user=db1:password=パスワード MysqlPool /usr/local/glassfish4/bin/asadmin create-jdbc-resource --connectionpoolid MysqlPool jdbc/mysql
次のコマンドを実行するかGlassFish?コンソールの画面での操作でJMS(Java Message Service)の接続ファクトリや宛先リソースを必要に応じて作成する。
/usr/local/glassfish4/bin/asadmin create-jms-resource --restype javax.jms.ConnectionFactory jms/factory /usr/local/glassfish4/bin/asadmin create-jms-resource --restype javax.jms.Queue jms/queue /usr/local/glassfish4/bin/asadmin create-jms-resource --restype javax.jms.Topic jms/topic
JMSのログは下記に記録される。
/usr/local/glassfish4/glassfish/domains/domain1/imq/instances/imqbroker/log/log.txt
次のコマンドを実行するかGlassFish?コンソールの画面での操作でアプリケーションのearファイルやwarファイルをサーバーに配備する。
forceオプションで上書きデプロイを許可する。
/usr/local/glassfish4/bin/asadmin deploy --force /media/sf_shared/MySample.ear
http://localhost:8080/アプリケーション名にアクセスして動作を確認する。