第五回

クラス

ProcessingではJavaなどの言語と同様にオブジェクト指向でのプログラミングが可能です。
オブジェクト指向とは「ひとつのモノ(オブジェクト)に関する性質や動きはひとつにまとめる」という考えてプログラミングを行います。
一つの物を扱うときに専用の「型」を作り、型で数値を管理するイメージです。(ぶっちゃけ言葉じゃわからないです)
型を作る機能のクラスを定義することで実装できます。

クラスを定義します。

class クラス名 {

}

こうすることでクラスを定義することができます。また、使う場合は以下のようにして使います。

クラス名 変数名 = new クラス名();

例えば動くボール専用の型を作りたいとします。
ボールを管理するために必要なものは、ボールのx座標、y座標、x速度、y速度の成分が必要です。これをクラスに定義します。

class ball{
 float x, y;
 float vx, vy;
}

メソッド

クラスの中で関数を宣言することができます。クラスの中の関数のことをメソッドといいます。

戻り値の型 メソッド名 (引数リスト){

}

例えば先程のボールクラス内に、ボールを動かすmoveメソッドを作りたいなら

class ball{
 float x, y;
 float vx, vy;

 void move(){
  x += vx;
  y += vy;    
 }

}

クラスの中のメソッドを使用するためには以下のように書きます。

変数名.メソッド名(引数リスト);

 


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Last-modified: 2017-07-15 (土) 13:33:07 (2476d)