はじめに †
C++の勉強を始めた皆さん、C言語とC++の違いがつかめない、と困っていませんか?
このシリーズはC++の標準ライブラリを解説することでC言語との違いを実感してもらいたいと思います。
なお、初めに言っておきますが執筆者(formula)もまだすべてを把握できているわけではありません。
わかる範囲で解説し、皆さんと一緒に勉強していきたいと思っています。
さあ、皆さんもC++のすばらしさに触れ、底なし沼のような魅力にとり憑かれ(ry
C++の標準ライブラリにはとてもたくさんの機能があります。(50個のものヘッダがあります。)
その中でもSTLと呼ばれる部分について解説していこうと思います。
対象はC++初心者ですが、それなりに深いところまで突っ込んでいくつもりです。
STLとは? †
STLとは"Standard Template Library"の略でC++標準ライブラリの一部を指します。
どういう部分を指すかというのはハッキリ決まっているわけではなく、次のようなものを扱う機能を指します。
- コンテナ
- イテレータ(反復子)
- アルゴリズム
- ファンクタ(関数オブジェクト)
これらを順番に見ていくことにしましょう。
参考文献 †
- プログラミング言語 C++ 第3版
- Effective C++ 第3版
- Effective STL
- Exceptional C++
- JIS X 3014:2003(ISO/IEC 14882:2003)
- Wikipedia
など。なるべくこれらを参考に正確に書こうと思いますが間違いがあればお知らせください。
ページの編集について †
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大幅に変更する場合は事前にご連絡ください。
各partへのリンク †